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 6/4、5に狭山智光山で開催された関東大会において、埼玉県勢が大活躍しました。
団体戦では、1位:上尾高、2位:川越東高、3位:松山高、ベスト8:大宮西高と、他県に埼玉県のレベルの高さを見せつけ、個人でも優勝:笠井・矢部(上尾)、3位:佐藤・藤本(上尾)、ベスト8:相川・角田(川越東)と、素晴らしい成績を収めました。
上尾高の団体戦優勝は14年振り5回目となり松山高に並びました。個人戦の優勝は6年振り5回目です。ここ数年上尾高としては低迷していたのが嘘のような快勝でした。

 優勝した笠井(3年)・矢部(2年)ペアは、県予選32本止まりでしたが、敗者復活戦でファイナル勝ち、ギリギリで関東大会に初出場を果たしたペアです。ノーシードから7回勝ち続けました。ファイナル2-6から逆転した試合や、足がつり、タイム後、大逆転した試合などすべて接戦を制した、まさに快挙!でした。
 笠井選手は165cm位、団体戦ではいつも3番手に起用されています。加納中時代、都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会(個人戦)3位と鳴り物入りで上尾高に入学、1年時より注目していました。走り抜けながらのライジングサイド抜きや鋭いシュートボールには目を見張るものがありました。昨年の県南選手権、関東県南予選で優勝(笠井・本木)したものの、関東県予選、インハイ県予選とも初戦で敗退、団体戦でも、南部支部大会(2位)、県新人戦(8本)、県インドア大会(8本)と笠井・矢部ペアがブレーキとなっていました。関東大会県予選団体戦から、笠井・矢部ペアの調子が上向き出し、上尾高は、完全優勝で県予選を突破しました。調子が上向き勝ちだした要因は、ロブの多用です。 しっかり肩を入れ前衛を牽制し、高い打点で、ドライブのかかったボールを深く散らばせる技術では、笠井選手は群を抜いています。関東大会で、彼のロブとシュートの比率は4:1 いや、それ以上だったかもしれません。各県のトップ選手が放つ剛球シュートを、ヒラリヒラリと笠井選手がかわす様は、五条大橋における武蔵坊弁慶と源義経の戦いを彷彿させるものでした。

 同じ会場で行われた女子は、文大杉並(東京)が、団体で10回目の優勝を飾り、個人でも、文大杉並の福島県双葉町出身、永井・半谷ペアが優勝しました。
埼玉県女子は、団体で久喜高と埼玉平成高がベスト8に入ったのが最高でした。


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浦和高校ソフトテニス部麗和会
関東大会 強い!埼玉県男子 2011年6月10日 19:14